福祉系の仕事は種類が多い
一口に福祉系の仕事と言っても、その種類は数十種類にも及びます。
業務内容はもちろん、必要とされるスキルも資格も異なっているので注意が必要です。自分の能力が、最大限に活かせる職種を選ぶといいでしょう。
福祉業界で最も人数が多く世間的にも知名度が高いのが、介護士の仕事ではないでしょうか。しかし、介護士は日本中にいますが、それでもまだまだ人数が足りていないのが現状です。比較的初歩的な資格と言われていて、努力をすれば資格を取得しやすいと言われているようです。業界未経験なら、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。介護士の資格を取得しなければ挑戦できないハイレベルな資格は多いようなので、キャリアの土台として大変重要な存在だと言われています。
また、相談業務を主に行う仕事があります。介護相談員やケアマネージャー、認定介護福祉士などは、利用者やその家族との面談を行うのが主な仕事になります。介護は人を対象にする仕事なので、コミュニケーションをいかに取っていくかが重要になります。こうした職種は、まさにその利用者とのコミュニケーションのために存在していると言っても過言ではないでしょう。
次に、事務作業をする人も必要になります。診療報酬の計算や利用者のデータ管理、大量の個人情報を扱うことになるので施設などではきちんとした事務作業員を雇って情報管理に務めなければいけなくなります。
最後に、利用者や介護スタッフの精神面をサポートする職種も忘れてはいけません。常にギリギリの人数で行っている現場が多いので、ストレスを抱え込むと大変なことになる可能性もあるからです。